(国研)森林総合研究所、千葉大学環境健康フィールド科学センター、日本医科大学、日本衛生学会・森林医学研究会による、
生理・心理・物理実験等により、森林のもつ「癒し」効果の科学的解明に関する研究より
生理・心理・物理実験を、都市部と森林部で行った結果、唾液の中のコルチゾールという「ストレスホルモン」が都市部に比べ、森林では濃度が低くなるということがわかりました。
また、心拍の「ゆらぎ」の測定で、森林ではストレスの高い時に高まる「交感神経活動」が抑制され、リラックスした時に高まる「副交感神経活動」が昂進するということ、さらに脳の前頭前野の活動が鎮静化しリラックスすることがわかりました。
免疫能についても2泊3日の森林浴でNK活性(ナチュラルキラー活性)が高まることがわかりました。
出典 Li Q et al. Int J Immunopathol Pharmacol. 2008;21(1):
さらに詳しい研究結果は、日本衛生学会 森林医学研究会に掲載されております。