妙高市は、日本百名山に数えられる妙高山の裾野に位置し、日本の滝百選の苗名滝や惣滝、遊歩百選の斑尾高原、平成の名水百選「宇棚の清水」など、豊かな自然に恵まれる。セラピーロードは妙高高原、笹ヶ峰高原、斑尾高原、新井地区(斐太、平丸)と市内広域に分散し、それぞれ特徴が異なる。
拠点基地となるのが妙高高原で、妙高山のビュースポットとして有名ないもり池を中心に、「妙高高原自然歩道」が整備されている。
このほか、牧場や池、樹林帯など、妙高の自然の魅力を満喫できる笹ヶ峰高原、湿原や湖沼、多くの野生動物や山野草の宝庫である斑尾高原など、初心者から健脚者まで楽しめるコースがそろう。
問い合わせ先 | ・妙高市役所観光商工課 0255-74-0021 |
公式HP | 妙高の癒しの森 妙高市役所 |
認定 | 2008年4月 | 森林 | シラカバ林、ドイツトウヒ林、ブナ林 |
代表的な樹種 | シラカバ、ドイツトウヒ、ブナ、ミズナラ |
ロード数 | 6(うちバリアフリーロードなし) |
名称 | 標高 | レベル | 歩行時間 | 歩行距離 |
妙高高原自然歩道 | 最高1247m 最低731m | しっかり | 3時間37分 | 15.7km |
アップダウンが厳しい上級者向けと、平坦な初級者向けの2つのコースがある。赤倉温泉が近いので温泉も楽しみ。5月上旬~11月中旬。 | ||||
笹ヶ峰一周歩道 | 最高1410m 最低1224m | ふつう | 2時間15分 | 10km |
牛を放牧する笹ヶ峰牧場や清水ヶ池、乙見池などが点在する標高1300mの笹ヶ峰高原を巡る。5月上旬~11月中旬。 | ||||
笹ヶ峰夢見平遊歩道 | 最高1348m 最低1227m | ふつう | 2時間27分 | 9.6km |
ブナ、ミズナラの巨木が生える原生林に囲まれた平坦な道。春には夢見平湿原でミズバショウが咲く。5月上旬~11月下旬。 | ||||
赤池周辺トレイル | 最高1138m 最低906m | ふつう | 1時間45分 | 6.9km |
「一生に一度は訪れてみたい遊歩百選」の遊歩道。湿原や池、ブナ林を巡るコースは変化に富む。5月上旬~11月下旬。 | ||||
斐太歴史の里 | 最高180m 最低40m | らくちん | 1時間10分 | 4.3km |
国指定史跡の斐太遺跡や観音平、上杉謙信の出域・鮫ヶ尾城跡など、多くの史跡が点在する里山コース。4月上旬~12月上旬。 | ||||
平丸ふれあいの森 | 最高897m 最低812m | らくちん | 30分 | 2km |
「新潟県森林浴の森百選」に選ばれたブナ林を歩く平坦なコース。5月下旬~11月下旬。 |
エリア内には妙高高原ビジターセンターと笹ヶ峰ビジターセンターの2つのビジターセンターがある。
いもり池のほとりにある妙高高原ビジターセンターは、さまざまな標本や模型.パネルなどを展示し、妙高の自然をわかりやすく解説している。自然をテーマに多彩なイベントがあり、「みずばしょうの観察会」「いもり池周辺の自然観察会」「夏の自然教室」「きのこの観察会」など、季節にあわせた自然観察教室が好評。
笹ヶ峰ビジターセンターは、妙高連峰に囲まれた標高1300mの笹ヶ峰高原に位置し、笹ヶ峰キャンプ場に隣接している。妙高山、火打山周辺の高山植物や野生動物について紹介した展示施設があるほか、夏休み期間には自然観察教室を開催する。
妙高高原スカイケーブル新赤倉温泉の山麓駅から標高1400mの山頂駅まで11分で結ぶ妙高高原スカイケーブルに乗れば、志賀高原がら野尻湖、斑尾山を一望する大パノラマが開ける。山頂駅からは、ブナの原生林をたどるトレッキングも楽しめる。
電話:0255-87-2501
営業:8:30~16:00 (土・日曜・祝日は~16:30) 定休:無休(グリーンシーズン営業は7月中旬~11月上旬) 片道1000円、往復1500円 |
観光施設妙高高原ICに近い関川の関所は、江戸幕府の北国街道整備に伴い設置されたもの。現在は「道の歴史館」として公開され、古文書やジオラマなどによって当時の姿を知ることができる。
電話:0255-86-3280
営業:9:00~17:00 (土・日曜・祝日は~16:30) 定休:無休(12月~4月9日は休) 料金:520円 |